使い捨てを基本とする大量生産・大量消費型の経済社会活動は、大量廃棄型の社会を形成し、天然資
源の消費を抑制し環境への負荷ができる限り低減される健全な物質循環を阻害するほか、気候変動問
題、天然資源の枯渇、大規模な資源採取による生物多様性の損失など様々な環境問題にも密接に関係し
ています。例えば、国連環境計画国際資源パネル(UNEP IRP)の「世界資源アウトルック2024」で
は、世界の天然資源の採取と加工が、地球全体の温室効果ガス排出量の要因の55%以上、陸域の生物
多様性の損失と水ストレスの要因の90%以上、粒子状物質による健康影響の要因の最大40%を占めて
おり、これら採取・加工による気候及び生物多様性への影響は、気候変動を1.5℃未満に抑制し生物多
様性の損失を防ぐための目標をはるかに超過していると指摘されており、資源効率性・循環性を向上さ
せ天然資源利用の削減を進める取組は気候変動対策や生物多様性保全を始めとする環境負荷削減策とし
ても極めて重要です。
注:環境経営の専門家をご希望の方は「環境経営士養成講座」のホームページhttps://www.compact-eco.com
をご参照下さい。
この講座は「環境教育促進法」(略称)の認定講座として国(主幹:環境省)から認められています。
